残滓

保護犬カフェ・パーク と ライブ と ビーズ作品

UNISON SQUARE GARDEN 「プログラム 15th」

台風直撃でどうなることかと思ったけど、無事終了しました!

いろいろ大変やったけど、ほんとに、ほんとに幸せな2時間半でした。

 

とりあえず今日はもうへとへとなので、レポはまた後日。

セトリ出てください! お願いします!

 

7/28追記

レポできました。

「続きを読む」からからどうぞ。
MCなどは聞き間違いや記憶違いもあると思われますので、不正確な部分が多々あります。
広い心で読んでやってください。

 

 

セトリ。


01.お人好しカメレオン
02.シャンデリア・ワルツ
03.君の瞳に恋してない
04.流星のスコール
05.instant EGOIST
06.リニアブルーを聴きながら
07.Invisible Sensation
08.8月、昼中の流れ星と飛行機雲
セッション
09.オトノバ中間試験
10.カウンターアイデンティティ
11.Catch up, latency
12.プログラムcontinued (15th style)
13.黄昏インザスパ
14.春が来てぼくら
MC
15.水と雨について
16.harmonized finale
17.cody beats
18.10% roll, 10% romance
ドラムソロ
19.天国と地獄
20.fake town baby
21.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
22.シュガーソングとビターステップ
MC
23.さわれない歌
24.桜のあと (all quartets lead to the?)
25.オリオンをなぞる
26.センチメンタルピリオド

 


会場は舞洲スポーツアイランド
いつもサマソニやってるとこ。
うちはロックロックで来た以来やなぁ。
調べてみたら2011年やった。
そ、そんな昔やったか…。


コスモスクエア、JR桜島からシャトルバスで行くんやけど、どっちにしようか迷ってコスモスクエアに。
なんとなく「スクエア」繋がりで(笑)
会場では昼からいろいろイベントもやってたけど、ぼっち参戦なので開演直前に行こうと思って16:00~16:30のバスのチケットを取った。
トイレは駅で行こうと思ってたけど、コスモスクエアに着いたのが16:15くらいになってしまって、バス乗り場までけっこう歩くしトイレは会場で行くことにした。


そして地獄を見る(笑)


トイレは入場待機場所と会場内にあるのはチェック済。
待機場所には10個くらいのトイレしかなく、最後尾がどこかわからんくらいとんでもない長蛇の列ができてて、うちの整理番号はすでに過ぎてて入場できる状態やったんで、会場のトイレに向かうことに。
会場に着いたのが17:00くらい。
こっちも並んでたけど、トイレは40個くらいあったんですぐに進むやろうと思った。
しかし進んでも進んでも折り返し。
やっとトイレに近づいたかと思ったらまた折り返して、会場の端まで行ってるんちゃうかと思うくらい長い列が…。
うちの前にはまだ50人はおる時点で、時計みたら17:25。
正直、1曲目は諦めた(笑)


でも開演の少し前からFM802DJの応援コメントの映像が何人分か流れて、開演は5分くらい遅れたんかな。
おかげでギリギリメンバーのステージ登場から見れた!
ありがとうDJズ!


まぁ見れたと言うても、ステージ自体はまったく見えず、ずっとビジョン観戦やったんやけどね(笑)


1曲目。
「お人好しカメレオン」斎藤くんの美声アカペラでしっとりと始まった。
15周年記念ライブなので、ヒット曲中心になると聞いてたので、ちょっと意外な選曲。
でも好きな曲なので、この公演で聴けて嬉しかった。
(実は今まで1度もライブでやらなかった曲だった! 知らなかった!)


斎藤くんの「ようこそ!」からは、もうアンコール?って思うくらい盛り上がる定番曲・シングル曲の連続。
以前802でユニゾンの好きな曲リクエストランキングをやった時、ベスト3に「リニアブルーを聴きながら」が入ってたんよね。
(訂正:友達に聞かせたい曲ランキング2位でした)
うちは「オリオンをなぞる」が不動の人気曲やと思ってたから、3位内に入ってなくてびっくりした。
前半の盛り上げパートに「リニアブルー」が入ってたのは、このランキングのせいかな~と思ったり。
ニゾンってあんまり長く伸びるボーカルの曲がないから、「リニアブルー」はサビで斎藤くんの伸びる美声を堪能できる貴重な曲。
野外の広々とした会場で聴けたのは気持ちよかった。


斎「今日は………長いよ」
盛り上げパートの途中、ぽつりとつぶやくような短いMCで、煽る煽る(笑)


Invisible Sensation」の歌いだしは、相変わらずゾクゾクッとする。
この迫力はやっぱり生で聴かないとわからない。
どの曲やったか忘れたけど、青緑のライトに照らされた斎藤くんの姿がビジョンに映って、それがもう美しくて美しくて。
「スクショ撮らせてくれーーーーーーー!!!」と心で叫んだ(笑)


「8月、昼中の流れ星と飛行機雲」今公演唯一のバラードでクールダウンさせたかと思うと、「千手観音」と言われてる(笑)貴雄くんのドラムソロ!
と思ったら田淵くんの激しいベースが入ってきた!
ビジョンで大写しになったその手元がすごいセクシーでかっこよかった!
自称「ベースを弾かないベーシスト」やけど、とんでもない(笑)
そして斎藤くんのギターも加わって3人のセッション。
演奏でも魅せられるバンドなんだと見せつけてくる。
ほんと文句なしにかっこいい。


あ、今回野外のめちゃくちゃ広いステージやったんで、田淵くん元気に跳ね回ってました(笑)
ビジョンで映ってる時しか見れんのが残念!
「オトノバ中間試験」
♪あのね歌ってるのは快気怪奇な僕なんで 呆れるまで斎藤に任せといて♪
の時、田淵くんが斎藤くんの後ろに回り込んで、なんかちょっかいかけてた(笑)


「カウンターアイデンティティ」「Catch up, latency」とまさに旧新織り交ぜた流れからの「プログラムcontinued (15th style)」。
メロディもアレンジも全部一緒で歌詞だけ変わるって、歌う側にしたらかなり大変やと思うんやけど?!
しかもギター弾きながらやし、大変すぎる。
以前ラジオで「ギターと歌、どっちを先に練習するんですか?」と聞かれた斎藤くん「どちらか片方にウエイトがかかるともう片方を失敗するから、2つ同時に体になじむまで練習する」と語ってた。
だからこそ、すでに体に染み込んだ歌詞を変えるなんて、鬼の所業(笑)
某ベテランアーティストなんかもう開き直って、譜面台にタブレット置いて歌詞見ながら歌ってるからね(笑)
いやもうすごい、プロの根性を見せていただきました。


「春が来てぼくら」では、淡い水色と桜色のライティングがすごい綺麗やった。
照明って基本、原色のギラギラした色が多いから、ちょっと新鮮やった。


やっと入ったMCタイム、ここでちょっと立ち位置移動した。
やたら大声で歌ってる人がおって、すごい耳障りやったんで、聞こえんところに行こうと思って。
ファンが増えたおかげでこういう大きい場所でワンマンできるようになったけど、その分マナーの悪い人も増えて、田淵くんも「好きなように楽しんで」って言わなくなったように思う。
以前は「ユニゾンのファンは自分が言うのもなんだけど、とてもいいファン」とも言ってたけど、もうそんな言葉が聞けることもないんやろうな。


前の方にちょっと空いてるスペースがあったんで、移動したら、ぬかるみ。
靴が泥に沈む沈む(笑)
こらあかんとさらに前に移動したら、またぬかるみ。
空いてるスペースはどこもぬかるみ。
そらそうやわな…いい場所が空いてるわけないわな…。
もうさんざん沈みまくって、靴も泥だらけになってるやろうし、諦めてぬかるみから観戦(笑)


斎「いやー…降ったね」
おかげでぬかるみから見てます(笑)
斎「降ったけど、止んだね」
ほんとに、ライブ時は台風直撃直後のはずで、まだ雨が残っててもおかしくないくらいやったけど、ライブ中は一滴も降らず。
こういうところで持ってる持ってないってわかる(笑)
斎「止んだおかげで暑くて暑くて。(汗で)見苦しくてすみません」
そんな、斎藤くんで見苦しいなら、うちなんか存在消されるレベル(笑)


今公演の観客数、24,000人(実際は25,000人)ということも話してた。
24,000人のうち、半分が女性やとしても12,000人。
それで女子トイレ40個は少なすぎる!!
8,000人しか来てないOTODAMAでも、もうちょっと多いと思う。
おかげで待ち時間知らずですありがとうございます今年も2日間行きます。


このMCでやったっけ、黒歴史を語りだした。
昔は「ライブで煽るのってダサくないですか?」とインタビューで言いまくってたらしい。
「いくぞー!」「大阪ー!」とか、煽るのがダサいと。
でも昔はめちゃくちゃ煽りまくってたらしい(笑)
代官山のライブで「いくぞ代官山ー!」とギターを勢いよく弾いたらいきなり弦が切れてしまって、自分が一番かっこ悪かったと。


田淵くんは「かかってこいよこのやろー!」と叫んでて、たけしさんの物まねみたいで、笑っていいのか笑っちゃいけないのか、いまだにわからないと(笑)
あとFM802のイベントで毎年ミナミホイールっていうのがあって、それに出演した時に田淵くん「お前のホイールを回せー!」と叫んでたのも、いまだにわからないと(笑)
(この話の時、田淵くんは「もうやめろ」って感じで後ろで手を振ってた(笑))


貴雄くんは昔、ドラムセットに飛び込むのが流行ってて、よく血を流してたらしい(笑)
ライブハウスに借りてるドラムセットに飛び込んで壊してしまって、ライブハウスの人に怒られた時に「飛び込んだだけで壊れるドラムってどうなんですかね?!」と逆切れしたらしい(笑)
しかもその修理代金、まだ未払い(笑)
もう新品一式買って、返せるくらい稼いでるでしょー!(笑)


そんな昔、インディーズの頃からやっていた「水と雨について」から中盤開始。
harmonized finale」では、周りの空気が全部ユニゾンの音になった感覚になった。
全身を柔らかくてあったかいものに包み込まれるような感じ。
なぜか野外ライブの時に、ごくたまにこういう感覚にはまる時がある。
夢の中に入ってしまったようにボーッとなって、ただただ「あぁ、幸せだぁ…」って感じる。
不思議で最高に幸せな瞬間でした。


ドラムソロが始まった時、前に立ってた人がいなくなったので「よし!」と思って移動したら、またぬかるみ(笑)
くっそ(笑)


ドラムソロは激しいだけでなく、メロディがあるようなドラマがあるような感じ。
音楽や楽器のの知識がないから、言葉で説明するのが難しい…。
きっとライブDVD出るやろうから、そちらでチェックしてください。
うちも絶対買う。


そして立ち上がって後ろを向いて、ロングカーディガンの背中の富士山の刺繍?を見せつける。
何か意味があったのかもやけど、うちにはわからんかった。


そして「天国と地獄」。
これも802でよくかかってた人気曲なので、斎藤くんのタイトルコールで大歓声が上がる。
赤と白のライトが激しく動きまわってて、外まで光が伸びてるのを見て「もうこんなに暗くなってた」と初めて気づいた。
楽しすぎて没入感がすごい。

 

そっからもう盛り上がるしかないラインアップ。
曲が始まるたびに大歓声。
しかしぬかるみにはまってるので思うように動けず(笑)
「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」はみんなで歌えるコーラスがいっぱいあって楽しい。
シュガーソングとビターステップ」は、最初ラジオで聴いた時「面白い曲やけど、ライブではどうなるんやろう」と思ってたんやけど、とんでもない大盛り上がり。
ニゾンの人気を決定づけた曲やからね。


そしてラストのMC。
斎「今日はこのまま最後までやります。アンコールはありません」
客「えーーーーーーー!!!」
斎「……………(にやり)」
なんだその不敵な笑み(笑)


15周年ということで、3人全員MC。
まず斎藤くん。
自分だけのためにずっと音楽をしてきたけど、続けていくうちにユニゾンを好きだと言ってくれる人が増えてきて、こんな大きなイベントができるようになった。
それと共にいいスタッフも増えてきた。
それは当たり前のことではない。
ニゾンを好きでいてくれる人達のことを大切にしたい。
どうすればいいか、それはこれからも自分のために音楽を続けること。
そうすることで、ユニゾンはいいバンドだと思い続けてもらえると思う。


「2人もなんかしゃべる?」
で貴雄くん。
「どうも、Twitterでバズった人です」(笑)
「台風でユニゾンのお客さんは不安よな。貴雄、ツイートします。」
っていう、某ベテラン芸人のTwitterをもじったツイートで、2万いいねになったらしい(笑)
斎「味占めるのやめてよ?」
貴「ばかじゃないから大丈夫」
ニゾン結成当時、人として欠けていたという貴雄くん。
今でも打ち上げに出なかったり、マネージャーからのメールも返信しなかったり、電話も出たくなければ出ない。
そんな感じの悪い俺を、才能がある2人は見捨てないでいてくれた。
スタッフも真面目、メンバーも真面目。
真面目で才能があって一生懸命やってきた、その結果が今日のライブ。
これからもよろしくとは言わないけど、自分勝手に楽しいと思うことをしていきます。


そして田淵くん。
無言無表情で客をにらみつける。
にらみつける。
にらみつける。
会場から笑いが漏れる(笑)
無表情でいようとするんやけど、時折口元に笑みが浮かぶんよね。
なんかそれが、ふふってなる。
長い沈黙の後。
田「UNISON SQUARE GARDENってのは、すげーバンドだな」
大拍手!
田「今日はよく来た! まだやるぞ!」
大拍手!


実質ここからアンコール。
「さわれない歌」今後もずっと音楽続けていくぞ、という決意表明のような曲。
みんなで「フッフー!」大合唱した。
そして超定番曲「桜のあと (all quartets lead to the?)」。
やっぱ盛り上がる!
♪All quartets lead, lead to...? say la-la-la...♪
当然大合唱!
もうこの時点でうちの声はカスカス(笑)


そしてやっときたー!「オリオンをなぞる」!
最近セトリに入らんことも多かったから、聴けて嬉しかった!
うちがユニゾンを最初に認識した曲なので、思い入れも強いし。
涙出そうになったわ。
♪暫定ロマン♪ ♪最高ロマン♪ ♪Perfectly Euphoria♪ 超歌った!!
コーラスの時の田淵くんがビジョンに映ったけど、ずっと笑顔やったのが印象的やった。


そしてラスト「センチメンタルピリオド」。
インディーズ1作目のアルバムの曲であり、メジャーデビューシングルである曲で締めると。
最初のリリースは2006年やけど、古さなんかまったく感じない。
これまた当然大盛り上がり!
ライブが終わるのを惜しむような長い長いアウトロやった。


UNISON SQUARE GARDENでした!バイバイ!」
斎藤くんの言葉で、メンバーが退場していく。
貴雄くんは最後にまた富士山を見せつけてた(笑)


アンコールないって言うてたけど、アンコールしようかどうしようか、っていう雰囲気になってたら、ステージの後ろから花火が上がった。
そして両側のビジョンに「2005 1st」の文字が映し出される。
花火が1発上がるごとに「2006 2nd」「2007 3rd」とカウントアップされていく。
そして会場からも「ご! ろく! なな!」と声が上がり始める。
15発目、会場が明るくなるくらいドドドドと連続で花火が上がって、終了。
これも野外ならではの醍醐味!
大きな拍手で幕を閉じた。


帰り、いろんな地方からのツアーバスが待機してて、ほんとに全国的なイベントやったんやなと実感。
15周年の大事な記念のライブを大阪でやってくれたことに心から感謝!
ほんとに、ほんとに幸せな2時間半でした。