残滓

保護犬カフェ・パーク と ライブ と ビーズ作品

OTODAMA'18-'19 ~音泉魂~

なんとか生きて帰ってきました。
ほんまえぐい。

マジでえぐい、日本の夏。

ちょっと本気で死ぬかと思った。

 

やっぱり今年で、夏の野外イベントとしてのOTODAMAは最後らしい。

寂しい気もするけど、正直うちはもう体力的に無理。

もし来年あっても、もう行けへんと思う。

…………まぁ出演者次第やけど。

 

明日も、台風の影響が懸念されてたけど、どうやら好天に恵まれそう。

明日も行く人、あと1日頑張ろう!

死ぬなー! 生きろー!(サンボマスター風に)

 

レポは後日、ぼちぼち書きます。

清水さん、風呂具引っ越して書けるようになったんやから、セトリ出してくれるんよね?

待ってるからね?

 

9/15追記

レポできました。

「続きを読む」からからどうぞ。
MCなどは聞き間違いや記憶違いもあると思われますので、不正確な部分が多々あります。
広い心で読んでやってください。

 

 

超晴天。
家から最寄り駅までは曇ってたけど、その後はずーーーーーーーーーーっと晴れ。
さぁ灼熱地獄の始まりやでぇ。

開催前から、ちらほらと聞こえていた「最後のOTODAMA」という噂。
ていうか、ラジオでM心Bラザーズさんがしゃべってたからね(笑)
公共の電波に乗るってもうそれ、噂ってレベルちゃうから(笑)

最後かもしれんと思って、今年は会場の写真撮りまくった。

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そして開演前の待ち時間に、入場時にもらうミニパンフ読んでたら、番台さんの挨拶文に「今年を最後に野外でイベントを開催するのは諦めることにしました」の文字が。

そっかぁ…。

「夏に」「野外で」するのはやめるんやろうなと思ってたんやけど、この言い方やともう泉大津フェニックスでイベントせえへんみたいやなぁ。
この超ド級の方向音痴のうちが、1人でバス乗り場まで行けるようになるくらい通ったのになぁ。
噂のせいかチケットも両日完売、シートエリアもいつもより人が多いように見えた。
ステージ上手側壁面になんと特大ビジョンあり。
奮発したなぁ。

開湯前に番台・清水さんの挨拶。
音泉魂ファンは清水温泉ファンでもあるので、拍手が起こる。
清「拍手はやめてください。拍手はこの後に出る演者のためにとっておいてください」
しかし「また台風ができたけど、今年は無事開催できました」でまた拍手。
何回も「拍手やめて」拍手「拍手やめて」拍手の繰り返し(笑)

今年も台風はやっぱり発生して。
13号ができた時点で「また今年も中止か」と思ったけど関西方面には来なくて。
初日は開催できるとホッとしたらすぐに15号ができて。
さすがマイナス方面に持ってるイベンター(笑)
15号も関西方面には来なかったんで、無事両日とも開催できたんやけど、清水さんは「また今年も中止になって、来年に繰り越して、この先ずっと繰り越して続けていくのも面白いかな」と考えてたらしい(笑)
受け狙いで大金動かすのはやめろ(笑)
そんな余裕ないくせに(笑)

1週間待ったけど公式のセトリは出ないようなので、わかった範囲で書きます。


【大浴場 壱番風呂】THE BAWDIES
朝から踊りまくり。
朝イチに観るバンドじゃないよ(笑)
コール&レスポンスやってたけど、長すぎてどのタイミングから歌い始めたらいいのかわかりにくかった。
朝イチやから客もみんな声出てないし(笑)
聞き覚えのある曲やったんで、調べてみたらウォーカー・ブラザーズの『ダンス天国』って曲やった。
「HOT DOG」前の寸劇は、パンを咥えて「いっけなーい、遅刻遅刻」と走る女子高生が主役。
曲がり角で口の悪い男の子とぶつかる。
実は彼は転校生で、名前はソウダセイジ。
「落とし物だぜ」と、彼女が落としたコッペパンを投げて返す。
コッペパンと、ソウ(ダ)セイジ。ホットドッグだー!(笑)
ちなみにBGMは「笑顔に会いたい」(ママレード・ボーイ主題歌)でした(笑)
本編終わって恒例の締め。
「準備はいいか!」yeah!「いくぞ!」yeah!「せーの」わっしょい!!!


シートエリアに戻ると、清水さんからお知らせが始まった。
「暑すぎるので、シートエリアのみ日傘OK」とのアナウンス。
超助かる! 清水さん英断!
とはいえ立って日傘差すと後ろの人が見えなくなるので、座ってる時だけ、なるべく姿勢を低くして差した。

いつもOTODAMAで汗かいてたイメージなかったのに、今年は汗がすごかった。
全然汗が止まらなくて、目に入って痛い。


【露天風呂 壱番風呂】CHAI
去年一番見てみたかったバンド。
露天風呂いっぱいで、だいぶ後ろの方やったけど、やっと見れて嬉しい。
本人リハ、関西弁で可愛かった。
衣装は全員お揃い、セパレートでトップが濃い赤めのピンク、スカート?がピンク。
ボーカルが金髪のツインテールで、
「Do you like blonde hair?」
「あなたはブロンドヘアが好きですか?」
「I need blonde hair!」
「私にはブロンドヘアが必要です」
「I need curly hair!」
「私にはカーリーヘアが必要です」
と、和訳付きのMC(笑)
歌声はめちゃめちゃ可愛いんやけど、時々すごいパワフルになる。
「カーマは気まぐれ」を日本語版で、メンバー全員前に出てアカペラで歌った。
ただただネオ可愛かった。


シートエリアに戻ると、ビジョンで露天風呂を中継してたことに気付いた。
じゃあ次からは露天風呂まで行かず、ビジョンで見ようと決める。
だってもうこの1往復だけで、体力がかなり消耗してるし…。
何年前かのOTODAMAで熱中症で倒れかけたことがあるし、ぼっち参戦やから倒れても助けてくれる仲間もおらんし。
周りの人が異変に気付いてくれたらいいけど、シートエリアで寝てる人も割とおるから、ただ寝てるだけと思われたら終わりやし。


【大浴場 弐番風呂】never young beach
1.STORY
2.夏のドキドキ
3.SURELY
4.いつも雨
5.どうでもいいけど
6.あまり行かない喫茶店
7.明るい未来
8.お別れの歌

MCは熱くて勢いあるけど、音楽はゆったり優しい。
まさに海の近くで、ゆったりと聴きたいバンド。
ボーカルの安部勇磨くんが昨日誕生日とのこと。
名前を調べようとバンド名で検索したら、高橋一生の弟という情報が一番最初に出た(笑)
そうやったんや、知らんかった。
MCでこのイベントで初めて「最後のOTODAMA」って言った。
清水さんは明言せえへんかったけど、出演者にはやっぱり言うてたんやね。


ネバヤンのステージ後、そろそろ昼ご飯を食べようと買い出しに出る。
唐揚げを食べようと口を開けて、顔の筋肉が変に強張ってることに気付いた。
熱中症の初期症状なのか、もしかしたら脳の血管が詰まったのか。
どきどきしながら日傘に隠れながら、なるべく水分を摂るようにしてた。
軽い頭痛もあって、眼鏡かけてるのもしんどい。


【露天風呂 弐番風呂】bonobos
さすがに露天風呂には移動せず、シートエリアでビジョンで観た。
ネバヤンに通じるものがある、ゆったり優しい感じの音楽。
レゲエ系なんやけど、くどくなくて心地よく聴ける。
「THANK YOU FOR THE MUSIC」はよくラジオで流れてた。


【大浴場 参番風呂】ハナレグミ
1.大安
2.オアシス
3.ブルーベリーガム
4.Primal Dancer
5.接吻 Kiss(ORIGINAL LOVE カバー)
6.My California
7.深呼吸

これまたゆったり系が続く。
ゆったりやけど、前2組はフレッシュな感じ、ハナレグミは円熟味がある感じ。
ほんとに歌声が心地いい。
1曲目は「無事開催できた」ということで「大安」。
「オアシス」最高に気持ちよかった。


大浴場も、ビジョンのおかげで座ってても観られるのがありがたい。
シートエリアではずっと日傘してるのに、ふと後ろ頭触ったら熱くてびっくりする。
これで日傘禁止やったら、どうなってたことか。


【露天風呂 参番風呂】iri
声だけ聞くと男性シンガー、でも見た目は女性。
何回か「え? 男? え? 女?」と二度見した(笑)
パワフル&ソウルフルな歌声がインパクト大。
ひとりで歌もラップもやってた。
2016年デビューとのことなので、今回一番の若手かな?


トイレ行ったらGREENSブースに中島ヒロトさんがおるのを見かけた。
清水音泉のイベントといえばヒロトさん、っていうくらいお世話になってるDJさん。
中島ヒロトがいますよー!」って感じで何かの呼び込みしてた(笑)
暑いのにお疲れ様です。


【大浴場 四番風呂】FISHMANS
1.SLOW DAYS
2.気分
3.MAGIC LOVE
4.頼りない天使
5.いかれたBaby
6.感謝(驚)

サウンドチェックからノリノリで、待ちきれないって感じで3分前から開始。
まったりかと思ったら1曲目のインスト、ドラムメインでめちゃめちゃパワフル。
ボーカルはクラムボン原田郁子さんなんやけど、ゲストボーカルが次々と参加して、めちゃ豪華なステージやった。
ゲストボーカルは出演順で、bonobos蔡忠浩ハナレグミ、Yogee New Wavesの角舘健悟。(敬称略)
FISHMANSの曲を歌うと、FISHMANSらしいボーカルになるんよね、不思議と。
ハナレグミボーカルで「MAGIC LOVE」、郁子さんと蔡くんがコーラスという贅沢さ。
最後は全員出てきてみんなで歌う。
この1ステージで、イベント1つ分見た気分になった。


【露天風呂 四番風呂】SCOOBIE DO
1.PLUS ONE MORE
2.アウェイ
3.What's Goin' On
4.Have A Nice Day!
5.Back On
6.真夜中のダンスホール

行きたかった、踊りに行きたかった…。
しかし明日の体力も残さないといけないのでビジョン観戦。
本人リハで山下達郎の「RIDE ON TIME」。
レギュラー出演陣と言っていいSCOOBIE DO、OTODAMA愛がすごい。
コヤマシュウさん、MCで何回叫んだことか。
相変わらず熱くてかっこよかった。


【大浴場 伍番風呂】レキシ
1.KMTR645
2.GOEMON
3.狩りから稲作へ
4.きらきら武士

リハはバンドのみでがっつりしっとりインスト曲。
バンドだけならかっこいいのになぁ(笑)
キュウソは明日の出演やけど、「KMTR645」から始まり。
大浴場行ったけど、イルカちゃんには触れず。
風が強くて下手側前方に集まってて、「そこに城みちるでもいるのか?!」(笑)
最近のレキシのライブレポは「イルカ触った」「稲穂振った」が多いらしい(笑)
うちは今回は稲穂持って行けへんかったんで振れず。
稲穂は売れてるけど稲穂カバーは持ってる人あんまりいなくて、カバンに差して持ち歩いて人の顔に当たったりしてる人多かったよ。
稲穂、けっこう迷惑。

稲作ラスト、マイクで顔の中央をこするような歌い方で♪余計な~…♪と歌いだす(笑)
「脱退記念」ってこらー!(笑)
♪Say,Yes~♪ともはっきり歌ってた(笑)

レキシは2011年に初出演のはずが台風で中止やったらしい。
で、SAKEROCK見に行ったらしい。
その後すぐに解散したらしい(笑)
ちなみに今日のドラムは伊藤大地くんでした。

「百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録おめでとう!」
世界文化遺産登録推進応援大使」に任命されてたらしい。
知らんかった。
なのに「古墳へGO!」はしない(笑)
ここでせえへんかったらいつすんの?!

そして「きらきら武士」は2番をカットしたショートバージョン。
35分の出演時間で4曲もできるようになった。
でもどうしても「狩りから稲作へ」と「きらきら武士」はやるから、なかなかセトリのバリエーションが出えへんね。
やっぱりレキシはワンマンでしっかり見たい。


【露天風呂 伍番風呂】フレデリック
リハ:ナイトステップ
1.LIGHT
2.シンセンス
3.かなしいうれしい
4.NEON PICNIC
5.イマジネーション
6.逃避行
7.VISION

ビジョン観戦するつもりやったけど、うちの大嫌いなシャボン玉野郎が出てきて、ビジョンが見えにくいので露天風呂へ。
本人リハ、「ナイトステップ」! 好き!
リハーサルで1曲聴けるのってお得(笑)
今回フレデリックは、FISHMANSに合わせてBPM96~141の曲のみやると事前に発表してた。
だからライブ定番曲はないんやろうな~、と思ってたんやけど、割と速めの曲もあった。
清水さんが「OTODAMAは好きにしていいよ」と言ったそうで、新曲も多め。
三原健司くんの声が好きなので、生で聴けてよかった。


【大浴場 六番風呂】東京スカパラダイスオーケストラ
SE:遊戯みたいにGO
1.スキャラバン
2.DOWN BEAT STOMP
3.Paradise Has No Border
4.銀河と迷路
5.Jamaica Song feat.永積タカシ(ハナレグミ)
6.追憶のライラック feat.永積タカシ(ハナレグミ)
7.Glorious
8.ペドラーズ

スカパラは30周年だそうで、おめでとうございます。
スタンディングエリア、超満員。
シートエリアで立って観るのはどうかなと思ったけど、周りの人もみんな立ってた。
18:30からのステージなので、日傘もいらんし、踊りまくり。
盛り上がる定番曲も多くて、大トリかと思う迫力と貫禄やった。
こちらもゲストボーカルでハナレグミが参加、セトリ以外に「今夜はブギー・バック」も。
ラスト「ペドラーズ」で全員踊り狂って終了。
最高のステージでした!


【露天風呂 六番風呂】Yogee New Waves
湯上がりアクトかと思うまったり感。
まさに今日の露天風呂のシメって感じ。
このバンド名を初めて聞いた時「ニュー・ウェイヴの若手バンドキタ!」と思ったんやけど、全然違った(笑)
夕暮れ時にピッタリな優しい音楽。


【大浴場 七番風呂】OKAMOTO'S
リハ:Beek
リハ:STAY TUNE(Suchmos)
1.Dreaming Man
2.Hole
3.うまくやれ
4.なんかホーリー
5.BROTHER
6.ROCKY
7.DancingBoy
8.90'S TOKYO BOYS

去年大トリになるはずやったSuchmos
今年は横浜スタジアムでのライブと重なってしまったため不参加となってしまった。
それをふまえての、リハでの1曲。
会場も「うおぉぉ」って声が上がった。
横浜の方も台風で大変やったと思うけど、無事開催できたらしい。よかった。

OKAMOTO'Sは10周年。
さすがに落ち着いたまとまりのあるステージ、という印象。
ただ正直、スカパラの後はかわいそうやったな~。
クライマックスが終わった後、って感じになってしまってた。
本人達も「まだトリをやれる器じゃない」とも語ってたし。


ステージが終わって、さぁ花火撮るぞ!とスマホを掲げて待ってたら、大浴場側じゃなくて背後から上がった(笑)
あれ~、いつもそうやったっけ?

 

【露天風呂 湯上りアクト】レイザーラモンRG
終了後のシャトルバスの混雑緩和のためのアクト。
いつもは観ずに帰ることも多いけど、今年はさすがに最後なので観に行った。
RGによる大阪メドレー。
いつもの「あるある言いたい」ネタ。
普通に歌うまいんやもんなぁ。

まずやしきたかじんの「東京」でOTODAMAあるある「泉大津めちゃ暑い」。
続いて円広志の「ハートスランプ二人ぼっち」。あるあるは言わず。
COMIN'KOBEで円広志さんが出演した時、モッシュサークルができたらしい(笑)
RGは松原さんの遺志を継いで、フェスで必ず歌うと決めたとのこと。

続いて円広志の「夢想花」。
みんな跳んで回った(笑)
しかしあるあるは言わず。
「また言われへんかった。次こそ」で「ボヘミアン・ラプソディ」。
「台風とかいろいろあったけど、1回きたやつはかならず戻ってくる」があるあるでした。
確かに!
佐野元春さんも来年戻ってくると思います!」いやもう来年ないから(笑)

RG、OTODAMA初出演の時、湯沸かしアクトで出演したんやけど、全然うけなくて10分の予定が5分で終わって、マキシマム ザ ホルモンがびっくりして走ってステージに出たらしい(笑)
今ではすっかり受け入れられて、露天風呂もけっこう埋まってた。

続いてサザンの「みんなのうた」であるある「みんな戻ってきがち」。
最後にF1のテーマやったけど、時間切れで途中で終了。
送り曲でもっかい「ハートスランプ二人ぼっち」。
円広志さんは関西の音楽業界にすごく貢献してる人だそうで、RGのリスペクトをすごく感じた。


初日はゆったりめ、ジャンルがレゲエ、ファンク、スカといろいろ雑多な感じやった。
タオルパーカーも持って行ったけど、首の後ろや腕の日焼け防止にはいいけど、すごい熱がこもって危険。
体調崩して車いすで運ばれていく人もいっぱい見た。
ほんまにもう、野外の夏フェスは命の危険ある。

帰りのゲート、「お金なんかはちょっとでいいのだ」って書いてあって、ちょっと泣きそうになった。

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